家具の修理
2010年 05月 09日
どの仕事でもですが、よろこんで引き受けています。ご依頼してくださる方々は「直して使いたいが、自分達じゃ出来ないし、と言ってどこに頼んで良いか分からず、しょうがないのでそのまま使い続けている」ということでした。どれもそんなに難しい仕事ではないのですが、やっていない方々には難しいのでしょう。
いろいろの家具を修理のために引き取って作業にかかってみると「あーあぁ(落胆)」ということもあります。あまりにひどい作りがあります。お客さんは完成品を見て買うから、当たり前ですが見えないところの作りは見えていませんが、修理のため分解してみると「(作った奴に)ズルするな」と言うことも多いですね。例えば、強度を考えれば当然接着処理をすると思うのにタッカー(ホッチキスの大きな奴)だけ、そんなもの引っ張ったらちぎれる、そんな家具には名前(焼印とかの印)が書いてありません。
ちゃんとまじめに作ってあれば、直すのもしっかりできるのに。いい加減な作りの家具を修理するのは、正直言って面白いことではありません。