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~木工房のいとど~

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今年もありがとうございました

皆さま、今年もいろいろと大変ありがとうございました。お蔭さまで無事に年を越せそうです。

で、本年の会心の一作
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すべり台です。
いろいろなものを作っているので材料をまとめて多めに買います。その中で悪いものをハネて、すごく良い材は別に除けます。中間ランクの材で作ります。で、良い材は少しずつ貯まりますので、ここぞというときに放出します。その材で作ったすべり台です。幅30cmの杉板で無節の部分です。90cmを4枚採りました。
今月、ついたてと屋根とすべり台をまとめてご注文くださったお宅への材料にしました。こんなにきれいな板はしばらく手に入らないだろうから、たくさん材料を使って、また貯めていきます。
by noitodo | 2010-12-30 18:16

ついたて、O31

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 シュタイナーついたてを作っています。これはうちのお勧めタイプで「O31」です。
このほかにも「O11」や「O52」があり、これらのマイナーチェンジ版もあります。

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 今回は、オプションで屋根×2とすべり台×2がつきました。また、特注ですべり台架台が90cm幅です。

 これだけいっぺんにあると遊びの幅が大きく拡がります。ついたて1台では創造できない立体空間が2つのついたてで創りだされます。主役は子どもです。いつもは目線から下、床から60cmくらいの高さだった遊び空間がついたての1m、屋根はもっと高く、は自分の背を越えています。床から背伸びが要るところまでが子どもが自身で扱うことができるのです。これは異次元空間あそびです。そう、二次元(平面)から三次元(立体)です。

 複数台のついたてやすべり台がお部屋にあれば、子どもちのファンタジーがとても大きくふくらむことになると思います。特に滑り台は予定の用途以外の遊び方が創りだされるようです。ついたて1台ではこのような遊び方の発展はなかなかできないかとも思います。

 遊具やおもちゃは子どもがいっぺんに遊びきれないくらいたくさんあると、遊んでいる子どもがどんどん創造力を発揮できるようです。例えば、レゴブロックやカプラなどはたくさんあればあるほど子どもが夢中になっていろいろなものを創り出します。我が家ではカプラの純正品を200ピース買って遊んだら全然足らず、コピーを1500枚くらい作って与えたら、兄弟や友達と一緒に天井まで届くような大物を夢中で作っていました。
by noitodo | 2010-12-28 20:27

ついたて、組み立て

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ついたての組み立て。側板の間に貫と棚を差し込んで接着します。組み合わせのホゾは20mmささっていますので、乗って遊んでも大丈夫です。このついたてはオプションで棚板を追加しているので通常タイプよりも丈夫です。このあとにフックを取り付けます。

杉は良い素材です。やさしい手ざわりです。切ったり削ったりすると良い香りがします。ちょっとスースーする爽やかな香りです。作るのが楽しくなります。
木は種類ごとにいろいろな香りがします。切ったときの香りで樹種が分かります。ただし、自分で体験した種類だけですけどね。
by noitodo | 2010-12-23 17:04

ついたて、製作中

ついたてを作っています。タイプはお店屋さん31。
幅23cmの杉板から木取りしますが、脚の部分だけは板接ぎします。脚の幅は35cmあるので、一枚板から切り出すのは無理です。というか、あまりにも材料が無駄になるのでやりませんん。
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側板は一枚ですが、脚の部分を接着しているところです。一箇所の接着にクランプが8本必要です。ボンドが固まるまでほかのことが出来ないので、読書です。
by noitodo | 2010-12-15 21:05

座椅子

座椅子を作りました。肥松、老齢杉、桧で作りました。
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肘掛が肥松、座面と背が老齢杉、骨格が桧、です。
 寸法は内法で、幅60cm、奥行60cmです。高さは55cmくらいで、背板の配置はお客さんの背中に合わせています。作る前にはもちろん採寸が必要です。お客さんのご自宅にお伺いし、ご自身が座ったときの背中の具合に合わせて背板を配置します。それようの採寸道具を用意して臨みます。
 肘掛は立ち上がるときに「よっこいしょ」と手をかけるのに必要です。ここで、肘掛の材はお客さん支給の肥松が登場しています。これからずっといつも手に触れてだんだんと艶やかになっていくと思います。
 座面は老齢杉の源平接ぎです。若い杉の白太は使えませんが、年輪の密な歳のいった杉の白太はしっかりしており適材です。杉は適度な柔らかさがありますので座布団は要りません。特に、夏の暑いときは涼しい無垢の木が心地よいと思います。


 このごろ、パインを使わなくなり、杉を使っています。杉は良いです。味があります。パインは材木って感じですが、杉は「木」という感触です。パインを使わなくなったのは質が悪くなってきて、おまけに調達が不安定になってきたからです。パインもいい木なのですが、だんだん材木っぽいのが多くなってきていました。
by noitodo | 2010-12-11 20:31

天秤、てんびん、製作過程

総欅作り天秤、製作過程(ずいぶんと大層ですね)

盤からの切り出し。木目やヒビなどをみて木取ります。
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大まかな形に切ります。
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角を落とします。
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こんな風に大体の形になったら、あとはせっせとヤスリがけして削って丸くして、磨いてツルツルにしていきます。
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芯棒、錘の軸、皿の吊り糸取り付け具、これらは角材を丸く削って丸棒にしたものから作り出します。写真は丸棒削り器です。
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お皿は旋盤で削りだします。両方のお皿が同じ重さになるように、計量しながら削って調整します。
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部品が出来たらオイルフィニッシュです。
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組み立てて完成。微妙な左右のバランスは芯棒の回転を使って調整し、そして最後に芯棒を固定します。
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本年は残り2台。在庫のみです。ご希望の方には詳細画像を送りますのでご連絡下さい。

12月12日現在、残り1台です。
そうそう、この天秤はこの秋、春日明夫先生のコレクションにも加えられました。
by noitodo | 2010-12-03 20:47

てんびん、総欅づくり天秤

天秤を作っています。これです。
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はじめは、厚さ6cmくらいの欅の板です。
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このように盤から切り出します。木工品の価格の多くの部分は手間賃です。盤の状態ではそれほど高価ではなく、天秤1台あたりだとほんの少しかな?

途中の工作は、また後日アップします。
by noitodo | 2010-12-01 19:03