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~木工房のいとど~

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杉桧椅子の詳細

杉桧椅子について少し詳しく説明します。

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座面は杉板を細く割ったものを木目が出るように12~14本くらい接ぎ合わせています。その際には色の具合が良くなるように並べています。

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背板は5枚の薄板を張り合わせ、やはり年輪が見えるような切り方をしています。

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全体的に柾目の印象を保つようするため後脚は一本物では作っていません。一本の桧を上と下で切り分けて雇い実で接合しています。そのままでは実がモロに見えてしまいますので、背もたれの部分は共木で突板をして隠しています。
by noitodo | 2011-01-20 20:52

トチのテーブル

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 栃(とち)の一本脚テーブル。自宅用に作ってみました。天板は栃の白さを生かそうと思い、仕上げは蜜ろうワックスです。ソープフィニッシュにもトライしようと思って端材で試したのですが、全く撥水性がないので、食卓には不向きだなあと思い不採用にしました。オイルフィニッシュもあるのですが、濡れ色が濃くなるので、水には弱いけど蜜蝋ワックスにしました。
 椅子は杉桧の椅子です。日本クラフト展に入選したものの同型です。
by noitodo | 2011-01-19 21:41

日本クラフト展

杉桧で作った椅子が「日本クラフト展(日本クラフトデザイン協会)」で入選しました。
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第50回 日本クラフト展で展示されます。3月5日(土)~ 3月13日(日)。詳しくはhttp://www.craft.or.jp/home/craft50.htmlをご覧下さい。
by noitodo | 2011-01-13 12:01

杉桧椅子

杉と桧で作った椅子です。
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 ダイニングチェアのほとんどがブナやタモやウォールナットなどの堅木で作られることが多いようです。そして、杉で作られた椅子やスツールもあるのですが、どうも民芸品のような雰囲気になってしまうように思えます。同じように桧の椅子も時々見られるのですが、丈夫さを求めた結果からか太くてすっきりしないような気がします。
 そこで、まず見た目がスッキリとなるよう、木目が柾目になるように角材を配置しています。特徴は座面と背貫は板のままで使わずに角材に割ったものを年輪が見えるように接ぎ合わせています。骨格の桧は角材が細く見えるようにほとんどの部材をテーパーをつけて製材しています。
 組み上げは全てホゾ組みで、座面は駒留めです。同じ構造の試作品を半年くらい自宅で使用していますが耐久性に問題が出ていません。広葉樹に比べて弱いと思われている針葉樹の杉桧ですが、通常の使用に関して強度が不足することは無いと思います。椅子が壊れる場合は部材の接合部分が緩むことが多いかと思いますが、接着剤を併用したホゾ組みでは緩むことはほとんどありません。もし壊れるときは部材が折れて壊れるケースと思いますが、それは異常な使い方の結果と思います。
 座面の杉は使い込むほどにお尻でこすられてツヤが出てきます。 
by noitodo | 2011-01-07 19:44